中高一貫生と小学生のまったり怒涛の日々  

長女まったりちゃんと長男怒涛くんの泣き笑い成長記(になる予定)

長男・怒涛くん、そうなっちゃうの???

3学期になり、初めての授業参観に先日行ってまいりました。

最近調子がいいような感じがしていた怒涛くんですが、果たしてその様子は・・・

 

 

 

umiumitan.hatenablog.com

 1学期の授業参観の様子は・・・

算数の授業中、計算カードでずーっと手遊び。

そして、計算カードのリングを外し机上いっぱいに両手ワイパーで広げだす。

 

授業後半になると、

机の下に潜り込み、その後、満面の笑みで椅子の上に立ち上がるΣ(・□・;)

廊下側後方の席だったので、2メートルほどの至近距離で廊下の窓から私が睨みつけても、全然気にする様子なし。オイッ!!!!

 

1回目、2回目と回を追うごとに、学年に一人配置されている支援員の先生の怒涛くんへの支援度が増していき、夏休み前にあった授業参観では、なんと怒涛くん専属へと昇格(?)💦

 

あまりの様子に、

「今日の授業参観、自分ではどうだったと思う?」

と自己評価を求めてみると

怒涛くん「うーん、いつもより良かったかな(o^―^o)ニコ」

「まじか・・・・・・・・」

 

考えてみれば、保育参観、お遊戯会、運動会etc・・・

今までだって、いろんなイベントは私の修業の場でした😢

まあ言ってみればこれもその延長(ため息)

 

でも、今度ばかりはさすがに思い悩み

夏休みに入ってからの個人懇談で

「何らかの支援が必要な状態ですか?」

と担任の先生に尋ねました。

そして、いろいろありスーパーバイザーの先生(臨床心理士?)に入っていただくことになったのです。

 

そして、3学期の授業参観の様子は・・・

なんと、怒涛くん。

すべての場面で挙手し、友達の発言をより分かりやすく言ったり、理由を詳しく説明したり、いわゆる優等生の役回りに激変していたのですΣ(・□・;)

授業をグイグイ引っぱっているのです!!!数か月前は、グイグイ後方に引っぱていた(いわゆる荒れの原因つくる人だった)のに・・・。

 

帰りに、怒涛くんに尋ねました。

「どうして、こんなに変わったの?」

怒涛くん「それは、今は褒められるばっかりだからだよ!前は、怒られるばっかりだったから嫌で、一日が長いと思ってた。」

「どうして、褒められるようになったの?」

怒涛くん「『がんばりカード』のおかげかな?『がんばりカード』やり始めて2か月くらいしてから〇ばっかりになったからね。」

 

この『がんばりカード』は、スーパーバイザーの先生のアドバイスをもとに、担任の先生にお願いしたものです。ホントに何をしても怒られてしまう怒涛くんを、どうにか担任の先生に褒めてもらおうと考えた苦肉の策でした。

 

 

~がんばりカードルール~

 

ルール① 

 学習面と生活面、よかったら〇、そうじゃなかったら△か✖。

学習面は、毎時間評価。

生活面は、1~2時間目と3~5(6)時間目と一日2回評価。

評価数が多い方が、〇の数が増えやすいので、1日1評価だったのを、途中で提案して変えてもらいました。

 

ルール② 

 学習面では、授業態度について言葉による注意をしていただく代わりに、イエローカード(黄色い紙きれ)を目の前に出していただき、改善しなければ✖をもらう。✖については、家庭で話し合う。

 

ルール⓷

 生活面では、友達への迷惑行為に限定。

(そうじゃなきゃ、一日中ずっと悪いことしてます💦)

 

友達に迷惑をかけたら✖。

何事もなければ〇。

✖はもらうけど、今までのように連絡ノートいっぱいに悪いことを書き綴られることはなくなる。

 

ルール④

 「〇が10個たまったら、好きな本を買える。」ここが肝。

 これは、のちに、「〇が10個たまったら100円もらえる。」に変わりました(o^―^o)

 

ルール⑤(なんと本人が提案し、途中から採用) 

 週に✖や△が3個以上になったら、〇を10個分減らす。

(つまり、本や100円のご褒美がなくなる!!)

 

 

 細かなこととしては、スーパーバイザーの先生から担任の先生へは話が通してある状態でしたが、導入の際、やらされ感をなくすため、本人に意思確認しました。

 

「怒涛くんが先生に注意される時間が減るように、注意する代わりに黄色い紙を見せてもらうようにお願いしようと思うけど、どう思う?」

怒涛くん「いいね。ずーっと注意をされて先生と話し合いをする時間が嫌なんだよね。」

「もし、黄色い紙を見せて態度がよくなったら〇、ならなかったら△か✖を書いてもらうようにしようね。ながーく注意されるよりいいでしょ!」

怒涛くん「うん。わかった。その方がいい!」

 

こういったやり取りをしたのち『がんばりカード』を開始しました。

ちなみに『がんばりカード』のネーミングは彼自身が行い、担任の先生が採用してくださいました。

 

これで、半年で変わりました・・・。

『がんばりカード』すごい!!!!

 

担任の先生と参観後に少し話しました。

数か月前までは、眉間にしわの表情で、「全く手に負えない」旨を遠回しに言われていたのに、今では、

「授業中の態度も素晴らしくて助かっています😳」

となんだか涙目で言われるのです。大きなマスクをされていたので、風邪気味か花粉症のうるうるかもしれませんが(^-^;

 

 

うーん、長男との日々が、怒涛の日々のように感じていたので、怒涛くんなんてキラキラネーム(?)つけてしまいましたが・・・

もう怒涛くんは、怒涛くんではなくなってきたのでしょうか?

 

そのうち改名するかもしれません(*´∀`*)なんだか寂しいような気も・・・