中高一貫生と小学生のまったり怒涛の日々  

長女まったりちゃんと長男怒涛くんの泣き笑い成長記(になる予定)

大手進学塾の春期講習 参加しようかな?

怒涛くん(小3・特別支援学級[情緒]に在籍)が、大手進学塾で先日テストを受けました。「はじめてのテストに最適」との触れ込みだったので、比較的簡単なテストです。もちろん、学校のテストよりは若干難しく、算数では、何気に植木算の理解が問われるものも入っていました。

 

結果は、

国語 95点(偏差値62)

算数 85点(偏差値61)

というものでした。

 

その結果と同時期に送付されてきた春休み中の講習案内。

怒涛くんに行かせてみようかなと思って聞いてみました。

 

「塾の授業を春休み受けてみない?」

怒涛くん「えー!何時間?」

「45分授業4時間を4日間。続けてじゃないよ。」

怒涛くん「無理。僕、〇〇先生(怒涛くんが愛してやまない支援員の優しい先生、子どもたちに大人気)がいてくれるから、3年〇組の授業に何とか入れるんだから。」

「でも、ソレ、M先生の授業だからでしょ?お姉ちゃんの学校(中高一貫校)の体験授業とか、楽しく受けられるでしょ?(過去に何度か参加しました)」

怒涛くん「それは、体験授業は楽しくしてあるからだよ。いつもそうとは限らないよ。」

「(ムムム、鋭いな(^-^;)そうだね。じゃ、塾の授業の体験、1時間だけならやってみる?」

怒涛くん「そうだな。僕は、算数の方が苦手だから、算数だけやってみてもいいかな?」

 

最寄りの大手塾(全国区ではないので中堅か)は、姉まったりちゃんのときの担任が、現在教室長をされています。相談してみようかな?でも、怒涛くんには、板書を写せない課題があるので、そこからご相談することになります。聞いてくれるかしら・・・。

 

怒涛くんが授業に入れないのは、3つの理由があります。

① 授業内容が簡単で、退屈になる。それで、他のこと(主に読書)をする。

② わかりきった内容の板書を写さない。また、視覚の機能的な問題から、写せない。

③ ①②のことが原因で、通常学級の担任との関係が最悪。お互いに修復不可能・・・。(それで、年度途中に、支援学級に転籍しました)

 

だから、授業の内容が、本人の関心やレベルにあったもので、視覚の機能的な課題を理解していただければ、授業を聞くことはできるのではないかと思うのですが・・・。賭けですかね(;´∀`)

 

塾の授業に入れることは、中学受験できるかの試金石になるかと思います。塾なし受験ができたとしても、私立中高一貫校には、数人で勉強できる特別支援学級はありません。ただ、やっと平和な学校生活を取り戻した怒涛くん。それを試す時期は、今なのか・・・。もう少し、考えてみようと思います。

 

 

〇おまけ

その後の怒涛くんの会話

怒涛くん「M先生(通常学級の担任)の授業って、聞くのも涙、見るのも涙、するのも涙なんだよ。」

「ソレ、どういうこと?」

 

詳しく聞いたところ、

「授業を聞く自分たちも 授業参観するママたちも 授業をしている先生も みんなが情けない気持ちになる授業」

という意味らしい。

 

確かに、私から見ても、M先生の授業は、「誰も笑顔にならない、第一、先生自身ちっとも楽しそうではない」授業です。もちろん、一部、そうでない子や保護者もいますよ。

 

それを怒涛くんは、敏感に感じ取っているのです。自閉スペクトラムアスペルガー症候群)と診断された怒涛くん。むしろ、HSCなのではないかと思った一幕でした。「HSC、HSP」本屋さんで、立ち読みした程度でしたが、ネットでググればググるほど、怒涛くんのことに思えてならない。

 

それで、夏の検査ではできなかったという「サリーとアンの課題」(自閉スペクトラムの診断に使用されるテスト)をさせてみたら、即答で正解。あの時は、10畳ほどの部屋で、怒涛くんが検査を受けている傍らで、私も心理士さんの質問に答えている状況でした。「怒涛くん、集中力大丈夫かな?」と心配だったのを覚えています。

 

まあ、ラベルは何でもいいか(*^-^*)

怒涛くんは怒涛くん。

私にとっては、とってもかわいくて優しくておもしろ~い子ですよ!