中高一貫生と小学生のまったり怒涛の日々  

長女まったりちゃんと長男怒涛くんの泣き笑い成長記(になる予定)

通級指導教室開級式に参加!進級してトラブル続き・・・

怒涛くんが、小学3年生に進級しました。そして、進級してすぐに、通級指導教室開級式の案内を学校からもらってきました。

 

案内には、

「平日の3時半から」

「児童は参加しません。」

「参加できない方は、通級指導教室までご連絡ください。」

とあります。

 

はじめは、平日で児童も参加しないなら、不参加でもいいかなと思いました。が、昨年9月に入級したので、取り合えずどんなものかと思い、仕事の段取りをつけて行ってきました。

 

参加者は、市の教育委員会と通級担任、学級担任、保護者で、全部で60名前後。教育委員会や通級学級設置校校長のお話、保護者代表の挨拶があり、入学式に近い感じでした。

 

また、通級担当の先生が、学級担任と保護者に向けて、パワーポイントを使って通級指導教室について説明をされました。教育委員会の方も、説明を一緒にお聞きになっていました。

 

その後、学級担任と保護者に分かれました。学級担任には、日ごろの行動を書く「通級ノート」や「個別の支援計画(?)」の書き方等について説明されていたようです。(同室内のすぐ隣だったので漏れ聞いた程度ですが・・・)保護者に向けては、通級担任紹介がありました。怒涛くんの昨年の通級担任は異動されたとのことで、新担任になっていました。

 

怒涛くん(小3)、進級して学級担任もクラスメイトも変わったうえ、通級担任まで変わったことになります(*´Д`)その後、通級担任の先生に尋ねて(怒涛くんから、『M先生』とは聞いていたが、お顔は知らなかったので)、学級担任の先生とお話しました。

 

「いつもお世話になっています。クラスでの様子はどうでしょうか?」

学級担任M先生「もう・・・!毎日怒っています!友だちとずっとトラブルを起こして・・・。それから、片付けることもできませんね。」

「そうですね。片付けは苦手です・・・」

M先生「今日も、『給食が食べられないよ!』と言っても、図工の道具を全然片付けないので、給食を準備はしていたけどしばらく上げなかったんですよ。そしたら、少しは効いたかなという感じでした。」

「注意もそれやすいので時間がかかります・・・」

M先生「それに、注意すると、『どうしたの?』って言うんですよ。私も、カッカきて。いつも、怒らせる言葉を選ぶのがうまいんですよ。どうして、あんな言葉の選び方ができるんでしょう?」

「・・・」

M先生は、一気にしゃべり続けました・・・。それを呆然と聞きながら、「今年はきっと地獄を見るな・・・」と感じていました。もちろん、地獄を見るのは、怒涛くんと私ですが、M先生もかもしれませんね💦

 

私は、以下のことを一つひとつ説明しました。

〇怒涛くんの幼少期の多動の様子。

〇1年の時、連帯責任の学級経営で、友だち関係も悪化し不登校になりかけたこと。

〇その後、スクールカウンセラーに入ってもらってなんとか持ち直したこと。

 

そして、発達の凸凹が大きいため、「できるのにやらないわがままな子」と周囲に見られてしまうこと。それで、非難され続けることで、自尊感情がもてなくなり、不登校などの2次障がいにつながりやすいことを話しました。

 

私が話し終わると、M先生が明らかにトーンダウンされて神妙な表情に変わられたのがわかりました。まさに、「できるのにやらないわがままな子」と思われていたのでしょう(-_-)そして、次のように切り出しました。

 

「大変お困りのようなので、発達障害センターに支援をお願いしてもいいですか?」

M先生「はい・・・」

「月に1回、臨床心理士の方に、怒涛くんへの関わり方について相談してアドバイスをもらっているんです。昨年度末に、『学校の様子も見たい』とお話があったのですが、『学級担任の先生に了承いただいてから』と待っていただいていました。次の相談のときに支援をお願いしておきます。」

M先生「それは、私の対応の仕方についてアドバイスされるということですか?」

「わかりません。私(保護者)かもしれないし・・・。センターの支援によって、劇的に変わることはないです。でも、(怒涛くんの)行動の見方は変わると思います。」

M先生「・・・」

 

(怒涛くんがお世話になっている)発達障害支援センター臨床心理士の先生は、応用行動分析学の立場に立たれています。だから、怒涛くんに直接指導ということがないのは、今までの相談で明らかです。

 

応用行動分析学とは、『行動には、必ず環境が関係している。環境が変われば自ずと行動も変わる。』という考え方であると私なりに理解しています。詳しくは、下記参照のこと。

h-navi.jp

 

小学生にとって、学校が生活の場。学校生活のほとんどを学級で過ごし、さらに、学級は担任で決まる。つまり、怒涛くんの環境は、M先生で決まると言っても過言ではないのです。

 

アスペルガーの息子さんをもち通級にも入らず通常学級で中3まで通している先輩ママの助言。

「担任で決まるよ。相性が悪い担任になると、1年中トラブルから。何かあったら、発達障害支援センター、引っぱった方がいいよ。」

 

さすがに、義務教育9年目の先輩の言葉には重みがあります。この言葉があったから、即座に動けました。ありがとう(T_T)

 

怒涛くんは、金曜の遠足を「楽しかった」というものの、帰宅後、胃の調子がおかしく青い顔で嘔吐しました。様子の変化を感じ取り、昨晩、学校でうまくいっているか優しく尋ねると、私の膝の上で泣きじゃくりました。クラスで孤立しているらしい・・・。

 

「ママがいるから大丈夫。ずっと味方だし、どうしてものときは、ママが仕事辞めて怒涛くんと勉強したり遊んだりするから、全然心配しなくてもいいよ。月曜日は、休んでもいいし、ママが学校の様子見にいってもいいよ。」

怒涛くん「・・・見にきてほしい。」

 

本当に切ないです。でも、その後、近所の夜道を二人で散歩したり、途中返ってきた夫が合流し肩車をしたりして、家に戻る頃には怒涛くんの涙も乾きました(*^-^*)そして、パパとお風呂に入って、上がってきたと思ったら、自分から笑顔で

 

怒涛くん「僕、新しい友達ができるように、また頑張るよ!」

とのこと。

 

生きづらいね~~~、怒涛くん。

でも、きっと、紆余曲折を経て素敵な大人になるって母は信じているよ。

頑張れ、怒涛くん!!!

 

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umiumitan.hatenablog.com