中高一貫生と小学生のまったり怒涛の日々  

長女まったりちゃんと長男怒涛くんの泣き笑い成長記(になる予定)

中高一貫校の部活~先輩がすてきでした~

長女・まったりちゃん(中2)の部活の試合を見にいってきました。

 

まったりちゃんの所属する部活は、

以前記事でも触れましたが、

がっつりスポ根系ではなく、まったりゆる~い感じ(^-^;

 

〇よかったら、過去記事をご参照ください。 

umiumitan.hatenablog.com 

 

これまた、まったりゆる~い長女には、ピッタリなのです(o^―^o)

でも、そこには、ゆるいなりの試練もあります。

それは、ほぼ自主性に任せられていること。

 

それを、試合を見にいって、改めてヒシヒシと感じました。

市内の中学全部が集まる、中3生にとっては引退試合です。

 

 

 

公立中学校を中心とした他の学校は、

たくさんの保護者や控えの選手(後輩?)など応援であふれています。 

また、いかにも気合の入った顧問の先生が、

喝を入れたりアドバイスをしたりと、とにかく熱いのです!!

 

それに比べ、うちの学校は、応援はほぼ皆無(うちだけ)。

保護者はもちろん、控えの選手なども、会場に来ていません。

他県など遠方からの生徒も多いため、保護者の応援は少ないのかもしれません。

また、選手として選ばれなかった人は、学校で授業を受けているそう(;^_^A 

そして、顧問の先生は、インテリ風(完全に個人の感想です)で、クールな様子です。

 

次に対戦する学校との勝敗によって、

予選リーグを通過できるかが決まる局面だったため、

お隣にいらっしゃった先生に話しかけてみました。

 

「次に対戦する〇〇中は、強いのですか?」

先生「全く、分かりません。私も初めてで・・・」

「そうなんですね・・・。」

 

それで、話も途切れてしまったそのとき、

なんと先生は読書を始められました。

ビックリです。

30分後に対戦する学校が、目の前で試合をしてるんですよ!

 

学校ごとに、選手と観客の位置は指定があったので、

保護者も(と言っても私だけですが)近くにいるのに、

試合中に読書。。。

ちょっと、これは、公立中では考えられないのでは?

文化の違い?カルチャーショック~~~Σ(・□・;)

 

などと見てはいけないものを見てしまった心地がして戸惑っていたとき、

そこで見たひとコマの映像がとても心に残ったので紹介させてください。

 

まったりちゃんの部活の主将さん。

はじめてお目にかかりましたが、

とても笑顔のすてきな女の子。

 

その子は、次に対戦する学校の試合のようすを

部員のみんなと見ていたのですが、

試合が終わったのを確認すると振り返って

「〇〇先生!」

と私のほぼ隣(1,2メートル横)にいらっしゃった顧問の先生に声を掛けました。

 

でも、先生からの返事はありません。

その後、主将さんは、白い歯を見せてにっこり笑うと

隣の部員と目くばせをして、声を合わせて先生を再び呼びました。

 

主将さん・部員(笑顔で)「せんせ~い!!」

先生(ちょっと慌てて)「ハイ!」

主将さん(女神の微笑み、かつ何事もなかったかのように)「試合終わりました。そろそろ移動した方がいいでしょうか?」

先生(クールに戻って)「そうですね。行きましょう。(キリッ)

 

その主将さんの表情や一連の会話から、

先生がウトウトされていたことが分かったのですが、

主将さんのその時の対応は、

14,5歳のそれとは思えないくらい洗練されていました。

 

先生の面目をつぶさない心配りと

先生に何かやってもらおうなんて端から期待していない潔さを感じ、

なんだか本当にまぶしいひとコマとして心に残りました。

 

そして、帰りの車の中で、

主将さんをはじめ他の部員の方の試合中の態度、試合をはなれた時の態度、

試合は負けたけど(結局予選リーグ敗退でした💦)、

とても素晴らしかったと絶賛したのでした。

 

「だから、先輩がやさしい、部活楽しいって言ってたじゃん(*^-^*)」

と自分のことのように嬉しそうなまったりちゃん。

先輩が引退したら、今度は自分がそんな先輩になれるように頑張ってね!

 

熱中症になるかと思うくらい暑かったのですが、

見にいった甲斐がありました(o^―^o)